きみのこころ

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きみのこころ

真っ暗闇の中で 震える手で きみの手を探した どん底から はい上がりたくて きみの手を探した 掴んだのは きみの手じゃなくて 精一杯の強がりだった 手を差し延べてくれる あの優しい手も あたしの手をひいてくれる あの強い手も もうあたしを 助けてはくれなかった 真っ暗闇の中で 腐った心で それでもきみを探した どん底にいても どんなとこにいても きみを探した 守ってほしかったわけでも 支えてほしかったわけでも なんでもない きみが どんなときでも そばに居てほしかった きみの心すべてが そばに居てほしかった
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