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柚姫はクラスで注目度NO1になった
絵「どぉしたの急に!?」
柚「い、いや
なんでもない……です…」
慌てて謝って小さくうずくまる柚姫
顔が真っ赤だ
そんな様子を可笑しな物を見るかの様に微笑しながら
隣に座る柚姫を見ている陽佑
柚「なっ、何よ!」
自ら作り上げた気まずい状況での小さな反論
陽「別に」
と言いつつも肘を付いてない方の手で口元を押さえ
くくくと笑っている
柚姫は正直驚いていた
間違いなく
朝出会った少年なのに
別人の様に明るく笑うから
ーーこんな風に
笑うんだ…
陽「何?」
柚「////
なんでもないっ」
陽「ゆず…ひめ?」
机に貼られた名札を見て訪ねる
柚「ゆ・き!!」
陽「そか
俺は相沢陽佑
宜しくな、一ノ瀬!!」
陽佑がニコニコしながら言った
柚「う、うん……よろしく」
未だに俯いたまま柚姫は頷いた
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