幕開け

2/7

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
勝「櫻ちゃん、お久しぶり。相変わらず昔の感じなままだね。髪の毛は伸ばさないのかい?」 櫻「…あまり長い毛は自分自身好きではないので切っています。」 明子「勝さん。その娘に話しかけるのはおよしなさいな。その娘はあの阿婆擦れ女と源三との間に出来た失敗者だよ。変な病を持っているのさ」 ふぅと煙草をふかしながら睨み付けてきた。 勝「相変わらず君と君の母親を憎んでいる様だね。」 アハハと笑いながら勝は自分の後ろにある椅子に腰掛けて自分に目配せをした。 その眼が気持ち悪い。 頼むからそんな眼で見ないで。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加