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朝日の言葉に2人は息を呑む。
泰月は身を乗り出し、口を開いた。
「待ってください!確かに…イエローキラーである大地が死んで、由良も死んで、現レジェンドキラーはもう成り立ちません。
だけど、リーダーであるあなたが、新たなリーダーが誕生する前に亡くなったら………」
「落ち着け、泰月」
静かに、だがはっきりとした口調で、朝日が言った。
その目はもうこれからのことを理解しているようだった。
「見たら、分かるだろう…俺はもう駄目だ」
「リーダー………」
「泰月、奈夢、良く聞け。そして、他の…レジェンドに、伝えろ………」
言葉が途切れ途切れになりながらも、朝日は話し続ける。
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