第2話

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創志は門を曲がったところに、近くに茂みがあるのに気づいて体を隠す。 「待ってよ、創志ーっ!」 女の子達は創志の隠れた茂みの傍を走り抜けて行った。 「あーっ!これだから、女はうるさくって嫌いなんだよっ!!」 茂みから女の子達が走り去ったのを確認して創志は立ち上がる。 「しかし、こんなとこ初めてきたな…。 奥になにかあるのか…?」 創志の隠れた茂みの奥に、竹林があるのに気がついた。 「さっきの女共がいないとは限らないし、奥に行ってみるかな…?」 創志はそのまま竹林の方へ歩いて行った。
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