序章
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色は不思議だ そのもののもつ個性とでも言えばいいのか とにかく不思議だ 東の空が 何色とも呼べない色に染まってきた。 不思議な気持ちだ キライじゃない。 眺めながらタバコをくゆらす。 色は闇をどんどんとうすめていく。 それにしたがって、あたりは明るくなってくる。 始まりが告げられる前に 火を消し 眠りにつく
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