幸せ、ただそれだけを…

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ジリリリリリリリリ うるせえ 乱暴に目覚ましを止める 母「翔!早くごはん食べて!」 翔「はいはい」 …ったくうぜーんだよ。言わなくても行くっつーの 心の中では思う、しかし言葉にすることはしない 母「さっさと食べてよね、私も仕事遅れたくないから」 翔「分かってるよ…」 翔は無造作にパンを口に入れる 翔は人に指図されることが嫌いだ 母「もう時間じゃない! 翔、母さんもう行くから 食器、洗っといてね。 あとコレで晩ご飯何か好きなの食べなさい」 そう言って1000円札を机の上に置いた 翔「わかったよ、いってらっしゃい」 母「学校、ちゃんと行くのよそれじゃ行って来るから」
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