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「そういえばさぁ学校の手続きはどうやったんだ??大丈夫だったのか??」
「あっそれはですね……えっと……企業秘密です」
なんだそりゃ!!まぁ細かいことはいいか
そんな話をしてるうちに自宅に到着。
「ただいまぁ」
「あっお邪魔します……」
「あら、おかえり智ちゃん。学校はどうだった??それにもうこの家に住むんだからかしこまらなくてもいいからね」
「は、はい!!学校は少し緊張しましたが、信さんや信さんのお友達とも仲良く出来てとても楽しかったです」
「そう、よかったわ。早く入りなさい、智ちゃんの部屋もかわいく仕上がってるわよ」
「本当ですかぁ??お手数かけます」
そう言い智美は自分の部屋へと消えていった。
「さて我が娘も帰ってきたことだし、夕飯の支度でもしようかしら」
母さんもキッチンへ消えていった。
さて読者のみなさん!!ここで何か気づきませんか!?そうです!!俺が忘れられています!!
「俺の存在を消すなぁ!!!」
その後姉貴も帰ってきて女3人の夕食が始まったとさ。
………ちょっと待てぇぇ!!人間腹は減ります。飯を食わせろ~
「お母様、今誰かの心の叫びが聞こえたような…」
「気のせいよ」
「そうですね。このお魚おいしいです」
「ありがとう、たくさん食べなさい!!」
「はい」
俺の想いは届かず、夕食は1人寂しくカップ麺を食べました……悲しいな。
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