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「パチッ…‥パチッ…‥‥」
しばらく続いた将棋も勝負がついた。
「王手!俺の勝ちだな伊崎♪」
「やべー、どうしようもないわ。」
今ので【伊崎】との比率は2勝1敗である。
その後、俺は普通に授業を受けた。2時間目は保健で内記先生だ。大半のクラスは2分の1が寝ている始末である。
キーンコーンカーンコーン
「ふぁ~ぁ、よく寝た。」
「よく授業中寝てられるな伊崎!」
「だって、ずっと話だけだからつまんねぇし寝てても怒られないじゃん♪」
「たくっ、せいぜい赤点は取るなよ。」
「はっ、赤点なんか取る訳ねぇし」
「だってお前、理科赤点だったじゃん!!」
「あれは、素点だったから…‥しかも1回だけだし!別に1回や2回ぐらいで進級が出来ない訳じゃだろ?」
「まぁ、確かにそうなんだが…‥」
「ならこの話は終わり!将棋やろうぜ♪」
「あーやる時間ねぇよ?」
「別に、関係ないから!」
「ん、じゃー黒刃とやれば?今は俺パス」
「黒刃!将棋やろうぜ♪」
伊崎は黒刃と将棋をしにいった。
「さて、次の授業は…‥英語か」
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