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しばらく細い廊下を歩くと狭くて殺風景な部屋に着いた。
「美魅ちゃんに今からいいものをプレゼントしよう。でもこのプレゼントは決して誰にもらったかは言わないように。」
暁さんは私に注意をして、
奥の部屋に行ってしまった。
暁さんはすぐに戻ってきた。小さな箱を持って。
暁さんは私に箱を差し出すと、
「この中には君の理想の物が入っている。この店を出てから開けるといい。」
そういい残すと、
暁さんは何処かへ消えてしまった。
私は学校の帰りだときずいて、慌ててこの店を飛び出した。
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