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初代航海長
大谷 勇夫
大尉
海兵六六期 二十七歳
艤装員として着任。
操艦の腕は確かな物があり戸高艦長、長谷川艦長をよく補佐している。
陣形に占位するのが素早く正確なため艦隊でも語り草になっている。
陸軍飛行師団所属の田口少佐は従兄弟にあたる。
セイロン島への出撃する前日の酒宴では、当直士官の任にあり酒宴に参加できなかったが、長谷川少佐から帰還後に奢りで一席設けるとの言葉を引き出す事に成功する。
初代航海士
増田 陸人
少尉
海兵六九期 二十三歳
艤装員として着任。
砲術士と同期。
信号員を指揮する立場だが、信号長にかなり助けて貰っている。
しかし、気さくな性格が幸いし信号員達との関係はすこぶる良好。
まだ艦を操艦するには経験が足りないが、艦長や航海長の操艦を見て一人前になるべく奮闘中。
セイロン島への出撃する前日の酒宴では、したたかに酔い翌日の朝はひどい目にあったとは本人の弁である。(信号員らと旗甲板で雑魚寝している状態で発見されている。)
そろそろ中尉に昇進する時期であり、航海士として自信もついてきた。
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