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秋那「・・・えう///・・・お・・・お母さん?///・・・」
柑奈「ふふ♪なぁに?秋ちゃん♪」
秋那「・・・えへへ♪///・・・・なんでもないよ♪///・・・お母さん♪」
柑奈・雪奈「「あ~ん♪秋奈(ちゃん)可愛い~♪」」
・・・・ギュウ~~・・・・・
二人は秋那の笑顔に我慢の限界がきたのか、秋那に抱き付いてきた。
秋那「ふ、二人とも💦苦しいよぉ~///」
秋那も言葉では否定しているが、顔が笑顔なのでまったく説得力がない。
雪奈「そんな顔で言っても説得力ないわよ♪」
柑奈「それに、今日から私達の家族なんだからこれくらい良いじゃない♪」
秋那「えへへ♪もう一人じゃないんだよね?家族なんだよね?」
雪奈「そうだよ♪これからはずっ~と、私達が一緒だからね♪」
柑奈「そうよ♪これからはずっ~と一緒よ♪」
秋那「う"ん"・・・あ"り"がと"う"・・・・」
そう言うと、秋那はまた泣き出してしまった。
だが、今度の涙は悲しみの冷たい涙ではなく、喜びと嬉しさの温かい涙だった。
秋那「・・・・もう・・・大丈夫・・・・あ・・・ありがとう・・・お母さん・・・・お姉ちゃん・・・・」
雪奈「・・・・え?・・・今、なんて?」
秋那「・・・・えっとね?・・・・私・・・・ずっと・・・お姉ちゃんが・・・欲しかったの・・・・・だからね・・・・雪奈の事・・・・お姉ちゃんって・・・呼んじゃ・・・ダメ?」
雪奈「・・・うん♪良いよ♪秋那♪実は、私も妹が欲しかったんだ♪」
秋那「・・・お・・・お姉ちゃん?///」
雪奈「は~い♪何?秋那♪」
秋那「え・・・えへへ♪ただ呼んでみただけ♪」
柑奈「あらあら♪うふふ♪良かったわね♪雪ちゃん♪」
雪奈「うん♪」
柑奈「じゃあ、二人は先に家に帰ってね♪」
雪奈「え?なんで?」
秋那「お母さんは、一緒に帰らないの?」
柑奈「家にまでは一緒に帰るけどその後に私は、秋ちゃんの住んでる施設に手続きをしに行ってくるわ。だから、今日は先に二人で帰ってね♪」
雪奈「そっか♪そうだよね♪」
秋那「・・・・ん・・・・わかった♪・・・」
二人がそう言うと、柑奈は前川に電話した。
柑奈「・・・前川?デパートに迎えに来てちょうだい・・・ええ・・・それと、〇〇って言う施設の場所がわかる?・・・そう、わかったわ・・・じゃあお願いね。・・・・これでよし♪じゃあ二人とも行きましょうか♪」
秋・雪「「は~い♪」」
そして、三人はデパートから出ていった。
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