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【霧島家】
迎えに来た前川秘書が運転するリムジンにより霧島家に到着した三人。
柑奈「じゃあ、私は行くから雪ちゃん後はお願いね?」
雪奈「わかったわ♪お母さんも手続きお願いね♪」
秋那「・・・よ・・・よろしくお願いします!!・・・」
柑奈「うふふ♪了解♪じゃあ、行ってくるわ。」
雪・秋「「いってらっしゃ~い♪」」
二人に見送られリムジンは走っていった。
雪奈「・・・・・さてと、じゃあ秋那?入りましょうか♪・・・・私達の家に♪」
雪奈が輝くような笑顔で秋那の方を向き言った。
秋那「うん♪」
そして、二人で玄関の前に来ると雪奈が秋那を促した。
雪奈「ただいま~♪・・・・・・そっか、兄さんはバイトか・・・・さあ!!秋那!!入って?」
秋那「・・・・お・・・・お邪魔します・・・・」
雪奈「も~、秋那!!違うでしょう?さあ、もう一度!!」
秋那「・・・・あぅ///・・・・た・・・・ただいま///」
雪奈「うふふ♪・・・・・お帰りなさい・・・・秋那♪」
【リビング】
二人はリビングのソファーに座り雪奈がいれた紅茶を飲みながら、現在は雪奈が家の事を説明している。
雪奈「―――――って感じだけど、わかった?」
秋那「・・・うん・・・だいたいわかった。」
雪奈「じゃあ、後は秋那の部屋を決めましょうか♪」
秋那「・・・あ!!・・・・あのね?・・・お姉ちゃんと・・・一緒の部屋じゃ・・・ダメ・・・かな?」
雪奈「私と?・・・・う~ん💧・・・・私とかぁ・・・・・」
秋那「や、やっぱり無理だよね・・・・」
そう言うと、秋那は負のオーラを出して俯いてしまった。
雪奈「ち、違うのよ💦💦別に秋那と一緒なのが嫌な訳じゃないの💦💦部屋も広いし十分二人で住めるんだけど・・・・」
秋那「じゃあ!!「でもね!!それとは別の理由があるの!!」・・・・別の理由?」
秋那の言葉を遮って雪奈が悲しそうに言った。
秋那「・・・話して?・・・お姉ちゃん・・私達は・・家族なんだよね?」
雪奈「・・・そう・・・だよね・・・家族なんだからいつかはわかる事だし・・・・・わかった!!・・・・話すわ・・」
そして雪奈は語りだした。
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