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【商店街】
雪奈「さてと、夕飯の食材も買ったし・・・・・・後は、どうしようかなぁ・・・・・?」
朝から秋那達を送り出し、家の事を済ませた雪奈は今、商店街に夕飯の買い出しに来ている。
時刻は1時を少し過ぎたところだ。
思ったより買い出しが早く終わり、この後はどうしようかと考えていると・・・・・・・・・・・・・・クゥ~・・・・・
雪奈「むぅ///・・・・・・・・・・・喫茶店でご飯食べようかな。」
お腹が可愛く主張してきた事に少し恥ずかしくなりながらも、心の中で「腹が減ってはなんとやら」と誤魔化して遅めの昼食をとりに喫茶店に行く事を決めた。
【喫茶店】
・・・ガチャ・・・チリンチリン・・・・
雪奈は前々から気になっていたが、中々行く事が出来なかった喫茶店に入っていく。
店員?「いらっしゃい♪何名様で・・・・・・」
喫茶店の店員らしきメイド服の女性がお辞儀をして人数を確認しようと頭を上げた後、何故かこっちを見たまま固まってしまった。
雪奈「・・・・・えっと💧・・・・・どうかしましたか?」
動かなくなった店員?に雪奈が困って声をかけると、店員?はハッとなって我に返った。
店員?「ご、ごめんなさい💦少しぼ~っとしてしまって💦えっと💦1人で良いかしら?」
雪奈「はい。」
店員?「じゃあ、空いてるから好きな席にどうぞ♪」
見てみると、店内は確かに空いていた。
と言うか、客は雪奈以外いないようだ。いくら昼食の時間から外れているとはいえ、この時間に客が1人もいないとは💧
雪奈(こんなんで、店は大丈夫なの?)
少しこの喫茶店が心配になりながら、雪奈はカウンターに座り荷物を下ろす。
雪奈(う~ん・・・・何にしようかなぁ・・・)
雪奈がメニューを見て考えていると、店員?が話し掛けてきた。
店員?「注文は決まった?」
雪奈「店員さんのオスs「星(アカリ)よ♪」え?」
星「私の名前♪そして、私は此処のオーナー兼、料理人兼、店員よ♪あなたは?」
雪奈「雪奈です。えっと・・・・・・・・オーナー兼、料理人兼、店員って事は、星さんが1人でこの喫茶店をやってるんですか!?って言うか大丈夫なんですか!?それで!?」
星「そうよ?この店は趣味でやってるからね、お客は雪奈ちゃんが第一号よ♪」
雪奈はオススメを聞こうとした事も忘れ、星の言う事に驚いていた。
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