貴女の所へ

貴女の所へ2⃣

～天城旅館前～

堂島『着いたぞ』

やっと来た感じがする
2年という時間は…

朝倉『ありがとうございます叔父さん』

堂島『いいってことよ。
早く帰ってこいよ』

朝倉『はい、後から自分が菜々子に謝っておきます』

堂島『そうしな、んじゃまた今度な』

ブーン…

堂島が乗っている車は走り去った
そのあと旅館の別の入り口から葛西さんに呼ばれた

葛西『こっちよ恭次郎ちゃん』

朝倉『ここって係用の扉じゃないですか用意がいいですね葛西さん』

葛西『やるからには完璧にしなくちゃ任せなさい恭次郎ちゃん』

朝倉『協力してもらってすいません』

葛西『いいのよ雪子ちゃんもびっくりするよ』

朝倉『そうですねびっくりしますよ』

そのあと部屋に案内してもらい浴衣に着替えた
葛西さんが連れて来ると言っていた。