ある夜

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この想いは罪 どうにもならない どうか今だけ 委ねて欲しい 今だけでいいから   吐き出した溜め息は いつまで続くのか "わかるだろ?"と貴方は言う 覚悟を決めた時から 囚われたまま きっと あの瞬間から 見つめただけで 魔法のように 掻き回す   明かりを消して 始めよう 誰にも負けたくない 気付いてしまったから 罰ゲームだと 他人に言われたけれど 私には貴方だけ   冬の匂いがした 少し冷たい風に誘われて 帰らない事を許して   誰でも良くない 何の価値もないこと そんなことはもう止めた 罰ゲームでも構わない これは最高に価値あること でも そんなことは どうでもよかった 貴方が嫌がる単純な言葉 ただ それだけ   明かりを消して さぁ 始めよう
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