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ピーンポーン
珍しい時間帯の来客に若干の疑問を抱きながら
誰だろ?こんな時間に
私は作っていた目玉焼きを手早くお皿に移すと、エプロンをつけたまま玄関先へと急いだ。
「はぁい!どちらさまですか?」
「......」
……ん?返事がない。
私は暫く黙って様子を見ていたが、突然ある人物の存在に気がついた。
あっ、竜くんかなぁ。
きっと恥ずかしくて外でモジモジしてるのかも……。
もう相変わらずだなぁ。
なんて思いながら私は笑ってドアを開けた。
「いらっしゃ………!?」
しかし、そこには
全身を黒でオシャレにまとめた
超・超イケメンが立っていた。
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