act.2

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自分の身に一体何が起こったのか しばらくフリーズしていた頭だったが、ここでようやく我に返る。 「ちょ、ちょっと!いきなり何するのよっ!」 と、同時に私は右手を思いっきし振り上げた。 すると奴は、いとも簡単にその右手を掴むと 「怒った顔も上ダマだな……」 などと訳のわからぬことを言いながら、また更に妖しい顔を近付けてきた。 こ、こんな奴があの竜くんなんて…………。 絶対絶対絶―――――っ対! イヤァァァァァァァァァァ!!!
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