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「ちょ、ちょっと!アンタ何様のつもりよ!?」
「俺様のつもり、だけど?」
奴は実にシレッとした態度でのたまう。
くゥー!超ムカつく!!
私はさっきのことから全て引っくるめて、怒りがMAXまで上昇してきていた。
「だいたい年下のくせにその口の聞き方は何なのっ!?」
へん!言ってやったわ!
ほらほら何とか言ってみなさいよ~!!
心の中で¨あっかんべぇ¨をする。
しかし
「オイオイ。何言っちゃってんの。俺、お前より1コ上だけど?」
「…………へっ!?」
自分でもビックリするくらい間抜けな声が出てしまった。
ウソ……。
だって私より全っ然!小さかったじゃん。
「まぁでも海外留学してたしな。仕方ねーから、こっちのガッコでは、お前と一緒の高校2年やってやるよ」
「は!?」
「正直、日本の学力なんてNYで経営学を学んでいた俺様にとっては屁でもねーけどな!」
「・・・・・・・」
闘い終了のゴングが鳴り響く。
言葉さえ無く、私は完全に打ちのめされていた。
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