第壱章‐紅理音‐

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ここは日音の国、氷斗の園にある幼小中高大一貫の学校、理桜学園。俺はここに通う高校2年生、上泉レオン。生まれも育ちも氷斗の園でここの学園に通うのも今年で14年目になる。そんなもんだから、友達もそれなりにいて毎日もそれなりに充実していて文句はない。ただ一つを除いては…。 放課後、お楽しみの部活に行こうとしたら「レオ~、ちょっと今から付き合いなさい☆はい決定!!」 俺をレオと呼ぶこの子の名前は関波利緒。この学園に入る前からの幼馴染みである。性格は多少わがままではあるが根は正直でいいやつだ。ちなみに一度言い出したら止まらない所も…。
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