壱章 城

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剛『グーグー…』 先生『おい!剛!起きろ!』 剛『ふぁい? あぁ先生、おはようございます笑』 先生『何がおはよだ!んじゃ寝起きの剛君にはこの問題解いてもらうか。』 剛『えぇ!また眠くなってきた…笑』 先生『ほぉ~殴られたいってことかな?』 晃『諦めてやっちぇよ笑』 香織『そうだよ、剛。こっそり教えてあげるから。』 剛『サンキュー!いつも助かるわ。』 ここはとある都立高校。 さっきまで寝ていた生徒の名前は渡辺 剛。 睡眠の常習犯である。 そして、剛に優しく接した二人。 田中 晃は中学からの友達であり、昔から悪友でもある。 そして、問題を教えてくれたのはこれもまた中学からの友達である鈴木 香織。 香織とは幼なじみであり、何かとうるさいやつでもある。 この3人はみんな同じ高校2年であり、ただいまは数学の授業中である。
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