RED BIRD

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「ふぅ~食べたぁ。」 「もう11時かぁ~。」 「そろそろ片付けするか。」 「そうだな。」 「これで終わり。」 「じゃあ、帰るか。」 「そうだな。」 「じゃあな。」 「ところで輝之よ、そのTシャツ何て書いてあんの?」 「これか・・・ストロングチキン。」 *************** 「今、行きます。」 「ここに印お願いします。ありがとうございました。」  俺は何気なく宛先を見た。すると宛先名はホリえもんだった。急いで中身をみると手紙と写真が入っていた。写真をみると小学校3年生の社会科見学の集合写真だった。よくわからなかったので手紙を見てみた。 「とっくんへ とっくん元気ですか、知ってると思いますが俺は農林水産大臣を勤めています。この前、俺の同僚の奥さんが変な宗教にはまったらしく家を出ていったらしい。その宗教の名前はストロングチキンというんだ。何か心当たりはないか。小学校3年生の時にお前が考えた敵の宗教の名前がそんな名前だった気がするんだ。考えすぎかもしれないが嫌な予感がする。近いうちに会いたい。忙しいところすまなかった。         堀江俊二より」 その手紙を読んだとき何か寒気がした。とは言ってもストロングチキンという名前の宗教を作った覚えはなかった。とにかく同窓会で何かを探るしかないと確信した。
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