第二話

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一方。朝早く起きた真子は、なんとなく公園に来ていた。 昨日の事件があった後だけに、まだ立入禁止のテープが貼られている。 テープの外から中を覗いていると、急に携帯が鳴り響いた。 《………もう、なんなのよ………》 電話の着信を見ると、明美からだったが、番号がおかしい事に気付く。 真子が恐る恐る携帯に出ると、いつもと変わらない明美の声が聞こえてきた。 『もしもしぃ~。真子?昨日はごめんね~』 「うぅん。明美はもう大丈夫なの?碧は?」 『あぁ。大丈夫♪碧はね………ねぇ……真子。明美は………シンジャウヨ。ミンナデネガッタンダカラ。ソノアトニ真子ノネガイヲカナエテアゲル♪♪♪ キャーハハハハッ!! タノシイネ、コノネガイ!ソシタラ本当ノネガイガカナウカラ……マッテテ、真子』 プツッ! ツー ツー ツー…………… 嫌な胸騒ぎがした真子は、すぐに明美のいる病院へ向かった。  
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