第二話

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明美の病室へ向かうと、そこにはたくさんの看護婦が集まっていた。廊下には明美の両親がいる。 何分かすると、病室から医師が出てきて、明美の両親に話をしていたが、急に母親が泣き崩れた。 その様子を見て、真子は明美が死んだのだと悟り、病院を後にした。 病院を出ると同時に、真子の携帯の着信音がなる。 「………もしもし……」 『後、少シデ真子ノネガイガカナウ…………。マッテテ、真子』 「………!!!あなた、いったい誰なの!?いたずらもいい加減にしてよっ!!!!」 『ワタシハ、人形………真子ガ買ッタ人形…………。約束………守ルカラ……』 プツッ! ツー ツー ツー ツー 「………冗談じゃないわ………人が死んで私だけ幸せになれるわけ………。私だけ?……………そうよ。もとはと言えば、私が買ってきたのよ。私が願いを叶えてもらう権利があるわ!! だったら、叶えさせてもらうわ♪あんたの言う通りにね」  
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