第三話

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二人が感心しながら桜華の制服を見ていると、桜華が制服を手に取った。 「………着替えてくる」 「はい。サイズが違ったら教えてくださいね」 「………わかった」 そう言うと、桜華は二階の自室へと向かった。 自室へ戻ってから30分が経ったが、いっこうに降りてこない桜華を、ルシウスが呼びに行こうとすると、二階から降りてくる音が聞こえてきた。 待ちきれなくなっていた美夏が廊下を覗くと、そこには夏服を来た桜華が立っていた。 「桜華、可愛い!!」 「……えっ?……あっ!!ちょっと💦💦💦」 無理矢理、美夏に手を引かれ店に連れていかれると、梢が絶賛する。 「桜華、夏服似合う💕」 「サイズ、ピッタリのようですね」 「……あ………ありがとぅ、ルシウス………」 照れくさそうにお礼を言うと、ルシウスはニコッと笑って「はい」と答えた。  
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