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「揉んでくれるの?やった。」
詠衣は泰士に背中を向ける。
泰士は肩もみをさせられる。
「触られるの平気になったんだ。」
「んー。」
「無防備になったね。」
「あははっ。」
「今日これで仕事終わり?」
「終わり。」
「ホテル行こうか。」
「あはは。今度ね。」
「今日は?」
泰士は詠衣の背中に寄る。
「ダメ。」
「じゃあ此処で。」
「あはは。相変わらず変態。もうからかってもダメだよ。」
「じゃぁ本気なら?」
「困ります。」
「…彼氏いるの?」
「あははっ。」
「ウタちゃーん。」
店長が呼ぶ。
泰士はパッと詠衣から放れる。
「残念。」
詠衣は泰士に笑い掛ける。
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