仕事

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詠衣は泰士を部屋に上げる。 「ごめん。ちょっと前、しつこくされた人がいて、その人かと思って。」 詠衣は泰士にコーヒーを出す。 「しつこくされたって?」 「ちょっとね。」 「…隙あり過ぎだもんね。無防備だし。」 「そんなこと無いけど。」 「本当?」 泰士は詠衣を引き寄せる。 「隙だらけ…。」 「あ…。や…。」 「変わらないね。」 「何…。」 「何でもない。」 キスする。 「ウタ…狭いね…。」 「ん…。」 「もしかして、あれから誰ともしてない?」 詠衣は頷く。 「ウタは俺のモノだ…。」
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