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結局、あたし達は夕方まで竜平ん家で遊んでいた。
「あー。そろそろ帰ろっかなぁ…」
そうあたしが呟くと、拓斗がつまらなそうな顔をして言った。
「もう帰んの~?もうちょっと遊んでこーぜぇ」
すると、竜平があたしと拓斗に言った。
「ナギ送るよ。拓斗もワガママ言わない!」
…竜平って大人だよね。お母さんみたい…(笑)
そんなことを思っていると、竜平が「行くぞ」と言って手招きした。
「待ってー」
あたしは先に行く二人に声をかけて走った。
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