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頭がどうかなりそうにながら帰ろうとすると帰ったはずの長門が立っていた。
まさか…お前もじゃないだろうな?
長門は、ドライアイスの煙のような目で「好き」とだけ言って去ってしまった。
やはり!!
余り感情の出さない長門が愛の告白をするはずが無い!
恐らく誰かの命令であろう…
そうするとなると俺が呼ぶ奴は1人である!
「ハルヒ!」
「ひゃぁ!」
俺は声のするドアの方を見た。
やはりな…
「やはり、お前の仕業だったか!ハルヒ!」
俺は少しガッカリしたがそれどころでは無い。
「うーん。なんでバレたのかしら?有希の告白がそんなに変?」
「変だろ!おかしすぎる!」
急展開で話がよく分らないが、つまりドッキリだったのだ。
ハルヒの告白も朝比奈さんの告白も長門の告白も演技だったのだ。
「僕も告白する予定だったのですが…少し残念です。」
しかし、古泉に告白される前に気付い本当に良かった!
「んー、バレたのは残念だったけど、楽しかったからもういいわ!」
「俺は楽しくなかったぞ…」
そして、SOS団メンバーと共に帰宅した。
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