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しばらく考える、、、
結論
(まぁいっか。)
そう思い、やることもないので窓の外の景色を見ていた。
どんどん景色が流れていく。
電車に乗る度に外を眺めているが、なかなか飽きない。
毎日、見える景色が違うからだ。
風が吹けば木々が違う様に見えるし、車が走れば色合いが鮮やかになったりする。
天気の晴れ、曇り、雨の違いでも見える景色は全然違う。
橋を渡るときに見える川なんか、晴れている時に見ると日光が水面に反射して絶妙なコントラストを創り出している。
そんな景色を見るのが麗牙は好きだった。
「次は〇〇駅、〇〇駅に止まります。」
そんな景色を眺めている間に目的の駅に着いてしまった。
(よし、行くか。)
そう意気込んで学校に向かった。
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