100年前

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タッタッタッタッ―――――ドサッ       「あぅっ!!!……ハァハァ」       「さぁ、追い掛けっこは終わりだよ。巫女。」       巫女と呼ばれた女の子は叫ぶ       「私は巫女じゃないっ!私は………」 「じゃあ、実験体No.1。いいから早く来いよ………てめぇがいると必ず敵に勝てる!敵の手を先読みするからな!!!」       女の子は近くにあった石を投げ付けた       「私は戦争の道具じゃない」     その目は決して10才の子がする目ではなかった 男は怒り、持っていた銃を構えた       「そういやぁ………もし巫女が敵の手に渡ったら巫女を殺せって言われてたなぁ~~~~」 男は笑いながら言う       「と、いうわけ。バイバイ実験体の巫女ちゃん」             バンッ
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