入学

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いきなり、口を開かなかったかすみが言った。 かすみ『でもさー、相原君てかっこいいよねっ?』 は、はい!? なに?? 咲『まあ顔はかっこいぃいよね!!!』 夏『分かる分かる。』 いや~..みんな共感しちゃう系!? 何を言っているんだこの人たちは.. 夏『てかあ!かすみ、相原のこと好きなんでしょ!』 そう夏が言ったとたん、かすみの顔が真っ赤になった。 咲『そうなん!?』 かすみ『ちがっ..』 夏『その顔は、そうなんだ!』 ......コクン。 かすみが小さくうなずいた。 恋『まじで!?!?』 かすみ『顔、かっこいいよ~!!しゃべったことないけど。』 へえ~ 人の好みって分かんないもんだなあ.. かすみ『応援、してくれる!?』 みんな『もちろん!!』 咲『かすみに春到来☆』 みんな『あははは』 この日、かすみの好きな人が明らかになり、あたしたちは応援することを約束した。 でも。 ねえかすみ。 この時応援するなんて言ってなかったら、あんなことにはならなかったの?? それとも、こうなることは決まっていたのかなぁ。 今さら後悔しても、もう遅いけど..  
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