入学

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涼『お前..さっきからなんだよ?』 さっきから!?!? 恋『なっ、なにが?』 涼『見てたじゃん。なんかあんの?』 恋『ナイナイ、ナイデスヨ。』 涼『見てたじゃん!』 しっ、しぶといやつめ.. 恋『あっ..そ、その、消しゴムかっこいいな~って。』 言った途端あたしは口に手を押さえる。 なっ!?あたしはなんてことを.. ただのMONO消しゴムですけど―――!?!?!? ど..ドウシヨウ。ヤバイぞ。 涼『...っうける..』 え――!? 笑ってるよ.. 変な風に思われたよ.. 涼『まじうけんだけど笑』 恋『そっ..そんなに!?わ...笑いすぎだよ!!』 涼を見た。 目が合った。 涼『...あははっ笑』 っ.. きゅん.. 胸が締め付けられた感じ.. ..かっこいい... 涼の笑顔は、すごくかっこ良くて...目が、離せなかった。 だっ..だめだよね!! あたしは大きく首を横にふった。 自分の思ったことを、一生懸命消した。 友達の好きな人なんだから.. 応援しなきゃ!!! かっこいいなんて嘘!!!! だけど.. この時は、ちゃんと、そう思っていたのに―…  
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