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―…でも、
もう遅い。
咲『あんたとは終わりだよ。』
終わり?
友達じゃなくなるってこと?
嫌だよ。
恋『もう...しないから...許して...お願いします。』
漫画や小説でよくこういうシーンがあった。
あたしだったら
『うるせぇ、お前らなんかこっちから願いさげだよ!!!』
って言うのになあ~って思ってたのに。
自分がこんなことになるなんて...
いきなり、かすみが思いついたようにしゃべりだした。
かすみ『じゃあ...恋がもう相原君としゃべらないっていうんだったら...
許してあげる。
仲良くしてあげる。』
恋『...分かった。』
相原君を無視しろってことね?
本当は嫌だよ...
でも、かすみ達と別れるなんて...
あたしは、咲たちの所しか居場所がなかったから
一人になるのをすごく恐れていたんだ...
今思えば、バカだったなあ。
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