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放課後になって、あたしは掃除当番だったから、掃除をしていた。
掃除が終わり、教室に戻ると
咲たちの姿がなかった。
嫌な予感がした。
咲たちのバッグが無い。
教室にいた美潮ちゃんに聞いた。
恋『ねえ!!咲たち知らない?』
美潮『え?さっき帰ったよ⤴夏ちゃんとかすみちゃんと一緒に。』
やっぱり―…
帰ったんだ...
あたしを置いて。
美潮『―大丈夫?』
恋『あ、ぅん!!大丈夫大丈夫。』
美潮『じゃああたし帰るねッ、ばいばーい!!!』
恋『うん!ばいばい!!』
美潮ちゃんたちが教室から出て行って、教室にはあたしが一人になった。
涙が...こぼれて来た。
次々に。
ベランダに出て、あたしは一人で泣いた。
ベランダから見える夕日がキレイだった...
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