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星空を見上げて
手を伸ばしてみた。
二人で言い合った
「好き」や
「愛してる」の言葉は
今は私の口からでるだけ。
出てもその言葉達の
行き場所はない。
あの人の腕の中で
私は終わりの時なんて
考えもしなかった。
幸せがずっと続くのが
当たり前とさえも。
大好きだよ。
愛してるよ。
ずっと一緒にいたかったよ。
君にこの言葉が届くなら
何度でも叫ぼう。
君の腕の中に入れるなら
何キロでも走ろう。
もう一度…
あと一度だけでも君に会えるのなら…
私は星空の下で
涙をためていた。
もう涙を拭ってくれる君は
そばにいないのに。
沢山の星の中に君を探して
自分で涙を拭った。
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