ルール説明…

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会議室にはほとんどの部活のキャプテンが集合していた。みんな、なにが行われるかわからないから、そわそわした様子だった。俺わ一番前の席についた。 「ぉ~みんな集まってるな~?」 と入ってきたのは校長だ。あたりが静まりかえる。 「みなさんに集まってもらったのは…ちょっとゲームをやってほしいからです。今からルールを説明します。」 意味不明だ。いきなりゲーム?ルールを説明?どうなっているんだ。 「君たちもしってるように~前の校長は多額の借金を背負っていました~この学校も多くの借金を抱えていま~す。そこでです。全ての部活に部費を払っていたらこの学校は終わってしまいます。そこで部活の生き残りをかけたゲームをしてもらいます。」 背筋が凍る。…廃部になるのか?! 「ルールは簡単です。みなさんには1週間の猶予を与えます。そこで部活内で一番使えるやつ、運動神経がいいやつ、信頼できるやつ。なんでもいいので一人を選んでください。キャプテンとその仲間の2人でゲームに参加してもらいます。ゲーム内容はあとで連絡します。最後まで残った部にはたくさんの支援をします。部費、新しい用具、なんでも希望に答えます。ゲームに負けた、部活は~…廃部になります。そして勉学に励んでもらいます。わかりましたね?言っておきますが拒否権はありません。質問はありますか?」 唖然とするみんなをよそに校長は楽しそうに話す。ありえない…誰もがそう思っているだろう。 「俺たちには最後の試合が迫っているんだ。」 野球部の部長の菅平竜二が意見をいう。 「はい。運動部には引退試合が迫っていますね。ゲームに負けたら試合には出れません。棄権してもらいます。」 あんまりだ。俺達を追い込んで行く。イジメだ。 んじゃ1週間後に学校に集合です 大変なゲームが始まろうとしてる…。
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