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十四朗さんへ
――――――――――…
貴方がこの手紙を読んで
いるとゆう事は…
もう，私はこの世界に
居ないのね…
でも，私後悔はしていない
と思うわ。
私…ずっと幸せだったから。
十四朗さんに会えて…
みんなに会えて…
私…ずっと貴方が好き
だった。
貴方が私の気持ちを
受け入れてくれる事は
無かったけど…
それでも，私…
幸せだった。
武州に十四朗さん達が
居た時…
貴方達の無邪気な姿
笑顔や優しさ…
そんなみんなを見て
私は元気を貰ってたの。
私…結婚は出来なかった
けど…
幸せでした。
あの…最後にお願いしても
いいでしょうか？
あの…
私が居なくなったら…
総ちゃんの事…頼めない
でしょうか‥
最後まで自分勝手な女
だって事は判ってます。
でも，総ちゃんは私の大切
な弟です…
総ちゃんはちょっと我が儘
で意地っ張りな所があり
ますが…
貴方には…
十四朗さんには…あの子
懐いてる気がするんです。
だから…
お願いします!!
総ちゃんを頼んでも
いいでしょうか？
最後まで勝手な女で
すみません。
私…
今でも十四朗さんの事
好きです。
図々しい女ですよね…
でも…
生まれ変わったら…
貴方のお嫁さ
んになれる
かしら…？
それが今の夢なんです♪
では…そろそろ
終わりますね…
―――――――ミツバより
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