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「あっ判ったアル!!コレ,ドッキリあるね♪私をビックリさせて実は嘘でしたーってやるつもりアルね?」
二人は首を縦には振らず
静かに横に振っていた。
いつの間にか涙が
目から溢れていた…。
「何で死ぬアル?」
銀ちゃんは私の頭に手を
置き撫でながら私を
抱き寄せた…
「ねー銀ちゃん,私アイツに好き,言えなかったアル…」
『うん…』
「ずっと好きだったアル…」
『うん…』
「喧嘩するのも,一緒に戦うのも楽しかったのに…いつも,楽しみにしてたアル…」
『うん…』
銀ちゃんは私が泣き止む
まで…
ずっと抱きしめて頭を
撫でてくれていた…
ずっと好きだったんだよ…
お前の事が…
「お前なんか大ッ嫌いアル!!」
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