大好きだった[神楽編]

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そう言っていつも喧嘩 してたけど… それが楽しくて仕方 なかったんだ… ふと思い出したのが… 昨日アイツが言った言葉。 私が喧嘩疲れして寝た ふりしてた時… アイツが私の頭を 撫でて… 『俺は,お前の事が好きだ…お前にどれだけ嫌われていようが…俺は諦めねーぜ。』 そう言って去っていった。 「馬鹿アルね…私,起きてるアル。」 そっと言った言葉… 何でこんな事今思い出す アル… その時のアイツの優しい 声が…手が… 忘れられない。 アイツの笑った顔が 忘れられない。 喧嘩してる時の顔が 忘れられない。 楽しそうで… そんな顔が忘れられない。 時々優しい声… 私を心配してくれている ような声が… 頭から離れない。 .
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