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次の日の学校――教室中は熱気付いていた。
そりゃ、国内だと思い込んでいた修学旅行が海外に逆転したのだから、彼等が有頂天になるのも頷ける。
「マジで最高だよなっ」
「匡姫の爺ちゃんに感謝だよ!」
「あれ?それとも親父さんにか…?」
「どっちにしろ、良いじゃん!俺等には嬉しい事に変わりねぇんだからさっ」
「間違いない!」
先程、担任中西から聞いた内容は昨日秋哉から聞いたそのまま。
確かに、自分達の修学旅行は海外に確定されたようだ。
誰もが匡姫への、喜びの言葉を連呼する。
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