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「…――は?何で、お前がいんだよ…?」
「ここは元々、私の部屋よっ」
「…………」
「アンタが、昨日の夜…中、忍び込んで…くる、から」
「照れてる場合かよっ?今何時??」
「だ、だから――8時前っ」
「正確に言うと?」
「……7時57分」
匡姫の体は、羽のように飛び上がった。
起床時間は8時。早く自身の部屋に帰還しなければ、廊下で誰と出くわしてしまうかわからない――。
床に投げられたままになっていた自分の服を手に取ると、匡姫はドアノブを掴んだ。
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