第一章~一大事なのか!?~

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                「…――は?」 「ん?」 「お前…もしかして、そんな内容でこんな朝っぱらから?」 「こんな内容ってなんだよ?一大事じゃねっ?」 彼女との有意義な時間。予定よりも早く到着しすぎた秋哉。 “さぁ!どんな内容で、この貴重な時間を?”――聞いた彼は、呆れ果てた。 「…ぉ前さぁ、もう帰れ」 「ヒドっ」 「んな事、予定通り来た時間に告げれば良いじゃねぇかよ!」 「何言ってんだよっ?三年の修学旅行が“海外”だぜ!?俺のこの、冷めきらない興奮はどうすんだよっ」 「…………」
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