第一章~一大事なのか!?~

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「今回、霞ヶ浦が裏にいるって話だぜ?」 「霞…ヶ浦?」 今まで二人の会話を聞いていた彼女が、初めて口を挟んだ。 「今までは国内だったんでしょ?…何でまた、海外?しかも、霞ヶ浦なんて――」 「…………」 「須賀君、聞いてる?」 「…ぃや」 「そりゃそうだろ!?俺だって今朝、誠之助さんから聞いたばっかだしっ」 「爺ちゃんが?」 「お爺ちゃんが?」 二人は、お互いの顔を見合わせた。
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