プロローグ

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話しかけて来たのは 俺と同じ歳の(レイ)で 俺が10歳の時に 売られてきた 「今日休みになんないかな…」 怜は、毎日そう言って 遠い眼をする 「休みになったって 明日は開くだろ?」 俺は毎回 同じ言葉を返す そう言わないと ここから出れると 勘違いをしてしまいそうだから  
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