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学校へ向かうと、生徒たちがざわざわしてる。
俺は一人の生徒に
「なにかあったのか?」
と聞いた。
すると、
「3-C組の先生と男子生徒一人が死んだって。同じ場所で…。」
「場所って?」
「…運動場。」
「それで?」
「…すごく醜く死んだそうよ。包丁で何度も刺した見たい。内臓とか…全部ぐちゃぐちゃで…口なんか舌は切られてるし、唇はないし…歯はボロボロだって。」
「…そうか…。教えてくれてありがと。」
俺は考えただけで吐き気がした。
「何で死んだんだろうな…。」
俺は愁を見た。
「!」
今、明らかに俺は震えているだろう。
愁はこの状況で…笑っている。
なんてやつだ。
「愁…。」
俺がそういった時、愁が言った。
「理由?決まってるじゃん。僕の親友を取ろうとしたからだよ…。クスクスクス…」
腰がぬけそうになった。
愁の目は冷たく、口に手を当てて笑っている。
こいつは…もう人じゃない。
心はあるのか?
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