7680人が本棚に入れています
本棚に追加
「君の話を聞いた限りでは、その赤ん坊の次のターゲットは君だろう。恐らく、今朝の事故みたいに君は殺される。」
「どうにか、ならないんですか?警察に保護してもらうとか…………」
震えながら言う少女に、警察官は目を伏せる。
「残念だけど、こういうことに警察は動いてあげられない。僕はそういう話に詳しいから君の話を信じるけど、他の奴じゃあ夢で片付けられるだろうね。」
「そんな…………!」
絶望した表情ですがりつく少女。
しかし警察官は少女の肩に手を置くと、安心させるように言った。
最初のコメントを投稿しよう!