95人が本棚に入れています
本棚に追加
真っ直ぐ、俺だけを見ていて、俺だけを写している。嘘などの不純なものは入る隙などなかった
「XANXUS…」
「こんなので、よかったのか?」
ハッ、と嘲笑うXANXUSは、俺から目線を外すことはなかった。俺もそれに答えるように狂信的な愛を瞳で訴えかける
「これで「言葉」は一年分だろ」
「1ヶ月分だぁ…」
「欲深なカスだな、贅沢だぞ」
「いいだろぉ?これまでくれなかったんだし」
もう不安なんかなかった
だって俺はこんなに愛されているのだから、
「もっと、くれよ…」
そう言って強気に誘うと、求めていた熱に唇をまた貪られた。
それは、今までで一番激しく、最高に気持ちよかった
END
最初のコメントを投稿しよう!