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次は、この間体育の授業で習った柔道の受け身で地面に落下した。
「うっ…痛っ……」
ゴロゴロと、何回か勢いに乗って回転しながら、道の脇の草むらに突っ込み、土埃だらけでやっと止まった。
と、
キキキキィィ~~!!
と騒々しい音を辺りに響かせ、あの高級車が私のいる数10メートル先で止まった。
「ヤバい、逃げなきゃ!!」
私は痛い体を無理矢理起こし、近くの林に走り込もうとした。
だけど…
ダダダ…と、林の向こうから何かが走ってくるのが聞こえ、次の瞬間、目の前に人が現れた!!
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