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1人は、私より少し大きいくらいの栗色の髪の男の子。
1人は、背が高く、体格もいい、黒い髪の男の人。
1人は、ひょろ長で金髪の、いかにも外国人らしき男?の人。
それと、何か白いまん丸のお饅頭っぽい生き物。
金髪の男の人がハッ、と私に気付き
「逃げるよ!!」
そう言って、私の手を取り、走り出した。
「え!?ちょ、待っ…」
私は何か言おうとしたけど、私の右手を掴んだ手があんまり綺麗だったから、思わず見とれて、そのまま引っ張られて行った。
「待てぇぇぇ!!」
後ろの方から、大声が聞こえてきたけど、私達は構わずに、林の中に飛び込んで走った。
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